2008年09月22日

ダブルトーン

ダブルトーン
ダブルトーンで刷る モノクロプリントの再現
予算があれば こういう印刷を注文してもいいかもしれません

墨1色で刷る際に
 オフセット…コクがない軽くフラットな感じの仕上がりになりやすい
 グラビア…コクとボリュームはあるが シャドウが潰れやすい
 凸版…中間からハイライトのグラデーションが出にくい

上記のような弱点を克服して 力強い印刷仕上りを得たいなら
    ↓
ダブルトーンがお薦めです。
これは擬似カラー印刷といわれる2色分解とは 意味が若干異なります。
調子(トーン)の要素を取り出した2版で 比較的色相の近い色
(墨+グレー、墨+赤グレー、墨+藍グレー)の組み合わせで印刷します。
単色では出しきれない原稿の調子を再現します。

印刷所での製版設計としては
主版  墨(ハイライトから中間までのトーンを重視 シャドー部は通常より少し浅くする)
副版  グレー(ハイライトのトーンを排除して 中間からシャドーまでのトーンを充分にする)
ダブルトーン製版のスクリーン角度
133線だと 主版60度 副版0度
150線だと 主版15度 副版75度
175線だと 主版75度 副版0度
posted by khimyu at 12:00| カラー印刷の墨版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カラー印刷の墨版

理論的には Y(イエロー(黄)、M(マゼンタ(紅)、C(シアン(藍))の3色で
全ての色が再現できる事になっていますが 
実情は最暗部の濃度が絶対的に足りないし
実際のインクの色相が理想と違うので 純然たる黒を表わす事が出来ません。

この為に カラー印刷では 3色のインクの他にBK(ブラック(墨))を使って
シャドーの階調と濃度不足を補います。

実は RGB(光の三原色)データを CMYK(藍赤黄墨で減色混合)データに変換する際に
実際の印刷所では UCR(アンダーカラーリムーバル(下色除去))も行うのである。
これは 画像変換時に“3色の等量をグレーと判断して墨版に置き換える”というものです。

これにより 使用インク量軽減、シャドウ部のトラッピング、
インク乾燥スピード向上、印刷時の網点太りなど管理の負担が多少軽減されます。
posted by khimyu at 11:00| カラー印刷の墨版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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